みなさんの体験談

本人の意思で人生を切り開き
世界でもトップレベルの大学への
入学を叶えた留学

柾木 響木(まさき ひびき)様 保護者様
研修校:
École des Roches アカデミックイヤー
滞在形式:
留学期間:
長期

保護者からのコメント

息子は中学受験で希望の学校に入ったものの、勉強をしなくてはならないと頭ではわかっていても没頭できない様子でした。
暗記をしてテストという日本的な勉強方法に面白みが感じられないことが理由のようでしたが、周りが優秀な生徒ばかりで、自信を失い、やる気をなくしていたのかもしれません。

親としては心配ではありましたが見守ろうと決めていました。しかし、高校生になっても完全なモラトリアム状態、このままではいけないと思っていたところ、家族で人生について話し合う機会があり、本人の夢である建築家になるために今何をしたら良いのか、心から頑張るにはどうしたらよいのか、本人に考えるよう促しました。それから2週間ほど経った時、「僕はフランスに行きたいと思います。お父さん、お母さん、一緒に来て欲しいところがあります。」と本人が自分で調べて連絡を取り合ったという日仏文化協会に行くことになりました。

日仏文化協会の担当者が、子どもからの連絡にも丁寧に対応してくださったお陰で、息子は自分で決めたことを実行しているという自律感を得られたようでした。親としては、建築はフランスよりもドイツの方が良いのでは?と思っていましたが、ここで一番重要なことは、親が決めた道ではなく、本人が自分の人生を切り開くことであると考え、全て本人に任せました。
学校の勉強をやらされている感に取って代わり、自らの人生に取り組む自律感を 覚えた後は、フランス語ゼロの状態で渡仏、猛勉強をしてわずか2年足らずで、フレンチバカロレアでモーショントレビアンという優秀な成績を収め、学校で表彰され、世界でもトップレベルのスイス連邦工科大学へ入学することができました。

この留学を通して得たことは、息子の語学や自信だけではありません。人生で一番大切ともいえる「意欲」がどう刺激されるのか、親の私たちも教えてもらいました。息子の自律を支えてくださった全ての方々に感謝を申し上げます。

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